【マインドセット 〜やればできる!の研究〜】心の在り方をしなやかにする

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本の感想をつらつらと✍️
子ども、子育て視点多め。
転勤族かつ人に頼るのが苦手な私は、迷ったときはまず本を読みます。
気になる本は買う主義ブックカフェも好きです!
残しておきたい考えや言葉は読書ノートに📝

2016年に発行された本ですが、今も書店で見かけます。

マインドセットとは、簡単にいうと心のあり方です。

マインドセットがしなやかであれば

失敗が負の体験ではなく、そこから探って努力ができるというお話。

自分自身にも子育てにも活かすことができそうだと思い、読みました。

マインドセットをしなやかに

マインドセット=心の在り方がしなやかな人と硬直している人がいると著者は言います。

マインドセットがしなやかな人は、、

頑張って新しいことを習得できれば成功と考えますが

硬直している人は、、

自分の才能が証明できれば成功と考えるとのこと。

つまり硬直している人は、能力を固定したものと思っていて

そのためにしくじってはならないと考えてしまいます。

なので他人の評価を気にしてしまい

他人に自尊心を踏みにじられるのを恐れるということに。

よく結果を出しているスポーツ選手が

才能ではなく努力であると言いますよね。

その努力の中には

失敗しても続けることができるしなやかなマインドセットがあるということ。

学び向上していくことこそが成功と捉えられているということです。

本書では著名人の具体的な例を出して

いかにしなやかなマインドセットが大切であるかが詳しく書かれてます。

対人関係でもしなやかなマインドセットは大切

対人関係においてもマインドセットによって受け止め方は変わるとありました。

対夫婦や対子どもなど、相手との関係の間に何かトラブルが起きた際に

硬直している人は、相手が悪い・相性が悪いといった理由で、相手のせいにすることが多い。

一方しなやかな人は、自分も相手も成長する・お互いの関係は改善できると考える。

対人関係は育む努力をしない限りはダメになる一方

決して良くなることはない。

相手のせいにしてしまうとそこで終わり。

人付き合いは品定めするところではなく

学び楽しむための場として考えて練習をすることが大切とありました。

教育におけるマインドセット

子どもをしなやかなマインドセットが持てるように育てるには

という教育視点でも書かれていました。

子ども自身の特性や頭の良さ(=才能)を褒めるのではなく

努力して成し遂げたことを褒めることが大切。

これはよく言われることですね。

また著者は親が子どもに対して発する言葉や取る行動一つ一つに

何らかのメッセージが込められているように受け取るとありました。

なので親は

あなたはこれからどんどん伸びていく人間、その成長ぶりに関心がある

というチャンネルに合わせて接することが必要と言います。

そして親自身がしなやかなマインドセットを見せることが必要であると。

親が失敗してもまた立ち直る姿や、失敗を恐れず挑戦する姿を見せること。

難しいことですが、親が身を持って努力する姿を子どもに見せていくことが大切ですよね。

「変わる」ことを恐れない

硬直なマインドセットの人は

自分は生まれつき特別だから何もしなくてもいいんだと思いたがる。

そうやって鎧をつけているとのこと。

まずは自分がありきたりな凡人と知ること。

その上で、感情も勉強も対人関係も

探る、失敗したらそこで終わりじゃない。

常に努力すべきで行動に移すことが大切とありました。

特別でない自分に変わることを恐れないこと。

その上で、凡人であるからこそ失敗からの努力が大切であることを理解することが必要です。

硬直なマインドセットからしなやかなマインドセットに

心の在り方も、努力で変えられることを著者は伝えています。

私自身、対人関係など良くなるものではない

今の私を認めて欲しいと思ってしまっています。

完全に硬直したマインドセットの持ち主です。

それは子どもも同じく。。

失敗したらそこで終わりではなく、そこから探って努力をすること。

それが1番大切であることを思い知らされました。

凡人であることは身を持って感じているようで

ちゃんとは受け入れられていないんだろうな、と自分でも思います。

同じ出来事でもマインドセットが違うだけで

受け取り方もその後の行動も変わってくる。

まずはありのままの自分を受容すること。

そしてできるだけしなやかなマインドセットで受け止めていき

やればできる!という感覚を子どもとも共有できるようになりたいと思いました。

ビルゲイツが絶賛したというこの本。

大物でもやはり自分を都度是正しながら、生きてるんですね。

私もまだ手放さずに、手元に置いておきたい本の一つです。

是非読んでみてください📕

電子書籍もあります⇩⇩

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