【読書/頭のよさは国語力で決まる】いつも使っている日本語をよく考える

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子どもの国語力の育て方を知りたいなーと漠然と思っていた時に

本屋さんでふと目に入り、手に取った本。

2021年12月発行 齋藤孝著

小1の娘は読書が好きで、国語も教科としても好きと言っています。

しかし、読書力=国語力ではない、、という思いがあり

読書力をどうやったら国語力に繋げられるかなーと考えていました。

子どもの教育の視点で読み始めましたが、大人の為にもなる本でした。

国語力を様々な側面から育てる

齋藤孝さんの著書は本当にたくさんあり

どの本も違った視点で奥深く書いてあることから

著者の国語力にも信頼がありますね。

著者は、人間の土台は思考力。

その思考は母国語で行われることになるので

母国語をしっかりと認識することが大切と言っています。

国語力を「日本語」「会話」「生きる構え」の3つの観点から

それぞれの力を伸ばすための最重要ポイントを挙げています。

印象的だったポイントは・・・

日本語については、読解力・文章力・表現力の3つの観点から記載されていました。

やはり基本は読書。

読書は優れた他者との出会いと著者は言います。

目安としては年100冊、1ヶ月8冊程度を提唱しています。

読書量が増えることで文章の最も言いたいことを的確に捉える能力が上がり

語彙力も上がるということ。

このあたりはよく言われるオーソドックスな内容ではあります。

また「たけくらべ」「平家物語」など、躍動感あふれる日本語の強さに

触れてみることも提案しています。

よく子どもの音読に古典をすすめられることもありますが

聞きなれない言葉のリズムは、大人にとっても刺激になると思いました。

なかなか手をつけにくいですが、チャレンジしてみたいと思いました。

読書量が国語力の基礎。

その上で、その読書力を対面力・表現力・感情自制力など、、

色々な他の力につながっていることを明確に理解できました。

またどの力も国語力から来るということを理解し

アウトプットをしていくことで伸びる力も多いと感じました。

国語力についてを考え続けている著者だからこその本です。

いつも触れている日本語・国語を突き詰めて考える楽しさを感じました。

せっかくなので面白がって、国語に触れていきたいですね。

それぞれの章につけられたタイトルに、齋藤先生にこだわりを感じます。

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